梅雨の時期に気が付いたら部屋に置いていたパンにカビが…!
あれも、これも…いつのまにカビが?
最近まで室内に置いておいて大丈夫だったものが、
この時期、どんどん食品にカビが生えたり
食べ物が傷んだりします。
食中毒がこわい時期になってきました!
お弁当も持っていくが
気温も高くなってきているし、
昼まで置いておいて大丈夫なの?
カビが生えにくい環境や予防方法せっかく作ったお弁当も
カビから守る工夫など紹介します
梅雨にカビが食品に生えやすい?
梅雨の時期にどうしてカビが生えてしまうの?この時期は雨が多く降ることで
湿気が多く気温も温かいこれはカビの生育に絶好の条件でまた栄養のある食品
にカビの胞子が付くことでカビがグングン育つことは間違いないですよね
カビが発生する条件
①湿度
②温度
③汚れ
④酸素
汚れて換気してない部屋は酸素が滞り年中カビが出やすい!梅雨時期には大量
発生の危険かも?
☆カビは何処からくるの?
カビの元になる小さな赤ちゃんを胞子と呼びますこの胞子はどこからやってく
るかというと
空気中に数子~数千個飛んでいてこの空気中には適度な湿度があり壁や床など
にも付着してるから常にカビは育つ環境にありますこのカビ胞子が多く生息す
る場所はホコリや水溜まりでこのホコリ・水を栄養としてカビがぐんぐん育っ
て増えます2~3日で1つの塊りを作るそして作った大量の胞子を飛ばしてま
き散らしますそしてまた違う場所へ…発芽し発育を繰り返す
☆食品についたカビは増える?
空気中に飛んでいるカビの胞子はこの梅雨時期には適度な湿度によりさらに増
えて食品に付着カビはパンやお菓子などでんぷんを多く含む食品を特に好みま
すが、どんな食材でも栄養とする
カビの害!
カビは食べ物の味や匂いを変えてしまい腐らせますアレルギーを起こし毒を生
産して食中毒やがんの原因になることもありますカビがついた部分をつまんで
取り除いてもカビは目に見えずについています
梅雨にカビの予防方法
①買ってきたものは出来るだけ早く食べてしまうこと常温に食品を置いておく
とカビの胞子が飛んできてカビが発生しますので、湿度の高いこの時期は冷
蔵庫か冷凍庫へ入れましょう温度を下げて繁殖を抑える
②食品を開封する前には清潔な手で開ける食品に少しでも菌が付かないことが
大切で繁殖させないことが必要
③冷蔵庫に大量につめこまない
空気の流れを作ることで、カビの生育を低下させる
④食品の袋は空気を出来るだけ抜く
ジップロックなどが良いですねカビは空気がないと死んでしまうので出来る
だけ空気に触れさせない
⑤冷蔵庫の中の掃除
アルコール製品などの除菌スプレーがドラックストア等で売っていますこれ
で定期的に拭き掃除をする
⑥調理道具の清潔
まな板や包丁の持ち手にカビが生えやすいこれも台所用中性洗剤で洗った後
はアルコールスプレーで消毒
⑦カビは熱に弱いため食材には火を通す
鍋で作ったものは1度沸騰させる お皿に食材をラップしたものはレンジで
しっかりと温め火を通す
梅雨にカビない、お弁当の工夫
①梅干し、しその葉を入れる(しっかりと葉の水気をふき取る)
殺菌作用があります
②酢の物も殺菌作用あるので
1品は入れる
②おかずに冷凍食品をそのまま入れる
出来るだけ水分は出したくないのでキッチンペーパーで拭いておく
③汁気が多いものは避ける(煮浸しなどダメ)
腐りやすくカビやすい
④腐りやすい食材は避ける
・ゆで卵
・芋類(ポテトサラダや里芋の煮物、カボチャ、ポテトコロッケなど)
・混ぜご飯は色々な食材が入り腐りやすい
⑤おかずの味は腐りにくくするため濃いめにする
⑥汁気が多いおかずであればトロロ昆布を敷いて汁気を吸ってしまう
⑦おかずやごはんをある程度冷ましてからお弁当のフタをします
熱いままだと湯気が水滴になり菌が繁殖します
⑧必ず食材に火を通すもしくは電子レンジでチンして高熱にする
⑨白ご飯に酢を少し混ぜる
⑥出来上がったお弁当に抗菌シートを載せる
これは100均のお弁当グッズ売り場にありますよ
⑩おかず同士がくっつくと腐りやすいのでアルミのおかず入れなどで仕切る
お弁当につめる時はお箸でつめる またおにぎりは素手で握らない
雑菌がつくことを最小限にする
⑪お弁当の保管は冷蔵庫が1番だが、学校や職場にない場合は
・保冷剤を載せておく
・ペットボトルのお茶を凍らせてお弁当の上に載せておく
・お弁当袋を保冷バック制のものにする
(これも100均に売ってますよ)
⑫お弁当箱は使用後に分解して洗う特にゴムパッキンに水分や汚れが付かな
いようにしましょう!カビが生えやすくなります
まとめ
カビを発生させない為にはカビの発育に必要な温度・湿度・汚れ・酸素を少し
でも絶つことが必要カビが育たない環境作り カビを極力繁殖させないことカ
ビを付着させないことが大切予防が必要ですね!
お弁当にカビが生えないようにすることは、基本は食材を腐らせない傷まない
ことと同じですので食材の扱いには雑菌を最小限におさえ腐りやすいおかずを
選ばない!お弁当を作ったあとの保管方法は低温に管理しましょう